- はじめに
SARSが終息してから17年後の2020年初め、湖北省武漢市を発生源とする新型コロナウイルスの感染による肺炎(以下、「NCP」という)が猛威を振るうなか、中国の感染予防体制は厳しい試練に晒されている。1月23日午前2時、武漢市新型コロナウイルスの感染による肺炎予防・抑制指揮部が第1号通告[1](事実上の「都市封鎖令」)を公布したことにより、全国範囲にわたるNCPとの戦いが始まったといえる。中国の中央政府及び地方政府は、次々と専門の緊急対応指導機関を立ち上げ、公文書を公布し、感染範囲の更なる拡大を防ぐために矢継ぎ早に厳格な予防・抑制措置を講じた。 Continue Reading NCP予防・抑制指揮部(“疫情防控指挥部”)の性質













